英語発音記号[i iː]を極めよう!ネイティブに近づく発音の秘訣!?

1. 日本語の「イ」との相違点

英語の発音記号 [i] と [iː] は、日本語の「イ」とは少し違います。以下に、その違いをわかりやすく説明しますね。

発音方法の違い

[ i ]

舌の位置

舌の中腹を下げて、喉の奥で音を響かせます。のど口が軽く見えるくらいです。

口の開き方

口を軽く開けて、舌は正面から見えません。

響き

喉の奥で音が響くので、深い音になります。

[ iː ]

舌の位置

[i] と同じように舌を下げますが、音を長く引っ張ります。

口の開き方

口を軽く開けたまま、音を長く持続させます。

響き

喉の奥で音が響き、長い音として発音します。

日本語の「イ」

舌の位置

舌は全体的に上がっており、のど口は正面から見えません。

口の開き方

英語の [i] や [iː] ほど、口を横に開けません。

響き

口元で音が響くので、浅い音になります。

画像の通り、英語の [i] と [iː] は舌を中腹まで下げ、喉の奥で音を響かせるのに対し、日本語の「イ」は舌を上げ、口元で音を響かせます。この点が大きな違いです。

2. 英単語のスペリングに多く含まれる例

🔻 英単語のスペリングに惑わされないように、発音記号をしっかりおさえていきましょう!!🔻


スペルに [ea] を含む例

英単語発音記号日本語訳
peace/piːs/平和
teach/tiːtʃ/教える
clean/kliːn/きれいな

スペルに [ee] を含む例

英単語発音記号日本語訳
see/siː/見る
three/θriː/
green/ɡriːn/

スペルに [e] を含む例

英単語発音記号日本語訳
we/wiː/私たち
feel/fiːl/感じる
email/ˈiːmeɪl/メール

スペルに [ie] を含む例

英単語発音記号日本語訳
field/fiːld/
priest/priːst/司祭

スペルに [i] を含む例

英単語発音記号日本語訳
ski/skiː/スキー
police/pəˈliːs/警察

スペルに [ei] を含む例

英単語発音記号日本語訳
receipt/rɪˈsiːt/領収書

スペルに [eo] を含む例

英単語発音記号日本語訳
people/ˈpiːpəl/人々

3. 発音時の注意点

[i] の発音時の注意点

口を横に開けること

口を軽く開け、舌の中腹を下げます。

音をしっかりと響かせること

喉の奥で音が響くように発音します。

[iː] の発音時の注意点

口を横に開け、長く発音すること

音を長く出すことで、[iː] と [i] の違いをはっきりさせます。

リズムを意識すること

英単語のリズムを崩さないように、自然な流れで長音を発音します。

まとめ

英語発音記号 [i, iː] は日本語の「イ」とは違った音で、正しい発音を習得するには口の形や舌の位置に注意が必要です。日常の英単語でこれらの音がどのように使われているかを理解し、実際に発音してみることで、英語の発音スキルを向上させましょう。